講師紹介

【自己紹介】

中学時代の私は、勉強に対して消極的であり、学習意欲に欠ける生徒でした。スポーツや芸術など、勉強以外の特技があったわけでもありません。唯一、カードゲームの研究には熱心でしたが、勉強に関しては全く関心を持てませんでした。

商業高校に進学したのは、「就職のため」「簿記を学びたい」などの積極的な理由ではなく、当時の私の学力で自宅から通学可能な高校が、商業高校しかなかったという消極的な理由からでした。

商業高校で何を学ぶのか、普通科とは何が違うのかなど、何も知らずに入学しました。

入学後、中学の基礎の復習から授業が始まりましたが、相変わらず、勉強には関心を示せないまま日々が流れました。

そんな私でしたが、高校1年生の2学期から3学期にかけて、商業高校で初めて学んだ「簿記」の成績だけは、なぜか成績上位を取ることができたのです。

この時の、ある種の成功体験は今でも鮮明に記憶しています。(公立)中学時代、平均点にすら届かなかった私にとっては、奇跡のような体験でした。

思えば、ここが人生の分岐点だったのかもしれません。

生まれて初めて、「勉強にハマった瞬間」でした。

そこから、中学時代までとは別人のように、私は勉強に向き合うようになりました。

簿記などの各種検定試験から始まり、今まで苦手意識のあった5教科に至るまで、商業高校での勉強にのめり込むようになりました。

その甲斐あって、成績上位者になることができたのです。

こうした勉強における成功体験があって、商業高校卒業後、京都産業大学に進学することができました。

大学進学など、中学時代の私の成績からすれば想像もつかない出来事です。

これは全て、私が商業高校に入学し、商業高校での勉強にハマることができたからです。

仮に普通科に入学していれば、更に自信を失い、中学時代のように、何に対しても無気力な人間のままだったかもしれません。

その意味で、消去法で選んだ商業高校ですが、結果として、それが自分自身の人生にとって大きな転機となったと、今では思います。

商業高校・京産大を卒業後も私の勉強は続き、最終的には、京都大学を卒業することができました。(学士入学を経て、2度目の大学卒業)

また、商業高校時代に、全商検定に取り組んだ習慣なのか、数々の検定試験・資格試験にも挑戦し、合格することができました。

この学習習慣もまた、商業高校に入学した恩恵かもしれません。

進学塾おはぎは、これまでの私の学習経験(大学入試・検定試験・資格試験・大学での学修など)を、全て詰め込んだ、商業高校生専門のオンライン進学塾です。

私自身もまた、かつて商業高校生であったことから、商業高校のカリキュラムや文化、進路などを肌感覚で理解しています。商業高校がどのような場所なのか、私自身も身をもって体験してきました。

その経験も含めて、商業高校生に特化した受験指導、具体的には、商業高校生の強み(主に検定試験)を最大限に活かした指導で、志望大学合格に導きます。

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