商業高校生は普通科高校とのカリキュラムの違いから、大学受験に不利と思われがちですが、入試方式によっては普通科高校の生徒よりも有利に大学受験を戦うことができます。
それは私立大学だけでなく、国立大学であっても同様のことが言えます。
・小樽商科大学 学校推薦型選抜 専門学科・総合学科枠
今回ご紹介する入試は、北海道の小樽商科大学商学部の学校推薦型選抜(専門学科・総学科枠)という入試です。
※2022年度募集要項を参照しています。最新情報は必ず大学HPからご確認下さい。
学校推薦型選抜には「一般枠」という方式がありますが、一般枠は普通科高校生がライバルとなることが想定されるため、商業高校生や総合学科生がまず検討すべきなのはこの「専門学科・総合学科枠」です。
専門学科・総合学科枠の選抜方式は次の通りです。
- 共通テスト(国語・数学(2科目)・英語)から1教科
- 自己推薦書・調査書・推薦書
この中で特に重要になるのは、客観的な数値が示される、共通テストの点数であると考えます。
幸いにも1教科で受験できるため、上記教科の中から自分の得意科目を選択することができます。
ただし、それは他の受験生も同様であり、科目数が少ない分、可能な限り高得点を目指す必要があります。
募集要項には面接がないと記載されているため、共通テストの成績や自己推薦書の内容が合否を左右するのではないかと考えます。
ちなみに、2022年度の入試結果は、受験者数21人対して合格者数11人となっており、倍率は約2倍となります。
一般入試(共通テスト+2次試験)を受験するよりは、遥かに有利な入試であると言えます。
参考Webページ:「2022年度 小樽商科大学学生募集要項」(2022年4月23日アクセス)
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