一般的に「商業高校からの大学進学は不利で難しい」
そのように思われているようです。
商業高校卒で京都大学に編入学した私の意見を述べると、
例えば、山口大学経済学部の「学校推薦型選抜I」(令和4年度)では「高等学校の商業に関する学科等対象」の入試が用意されています。
参考Webページ:『山口大学ホームページ』より
検定試験の合格や評定平均を満たすことで、科目数の多い「一般入試」を回避して、「小論文+出願書類」で合否が決まる入試を受験することができます。
ここで着目すべきなのは、「高等学校の商業に関する学科等対象」という限定が付されている点です。
これは、優秀な進学校が含まれる普通科高校の生徒との競争を避けて、同じ学力水準にある商業高校の生徒(総合学科の生徒なども含みます)との競争に勝つことで、国立大学に進学できるということを意味します。
一般入試では、進学校の生徒との競争は避けられず、厳しい競争を勝ち抜かなければなりません。
しかし、山口大学経済学部のような推薦入試を受験することができる商業高校生には、進学校の優秀な生徒との競争を避けて、国立大学に進学する道が用意されているのです。
これは一例に過ぎません。こうした専門学科の生徒を対象にした入試は数多くの大学で用意されています。
ここまで記事を読まれた皆さんならもうお気付きですね。
その入試を受験する権利があるという意味で商業高校からの大学進学は、不利どころ、むしろ「有利」だと考えています!
商業高校からの大学進学は有利です。
商業高校からの大学進学を断念する生徒を少しでも減らすために、今後もこれは言い続けます。
当塾は、商業高校のカリキュラムに特化したオンライン学習塾です。
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